bungeling999のブログ

Bungeling999による匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。

「らーめん才遊記」が最終回で示したラーメンの将来像について

  ということで「らーめん才遊記」が最終回を迎えた。僕も「ラーメン発見伝」の頃からずっとこの漫画を愛読してきた一人ではあった。

  

 最終回でらーめん才遊記が見せたラーメン屋の将来像の勘所は1杯1000円というラーメンとしては割高な値段設定であった。1000円をとってもお客を満足させるものを毎日日替わりで提供し続けるというところにラーメンという世界において新しい挑戦はどこにあるか?ということをこの漫画は最終回で示した。

 これには賛否両論あるところだろう。1000円というのはランチの値段設定としてはやはり高い。夜に食べるにしてもラーメン・ビール・餃子で2000円を超えることになる。ラーメンという食べ物が果たしてそういうある種高級な料理の一つとして認知されていくのか、と問われると僕は率直に言って難しいと感じている。しかし矛盾するのだが、一方で僕も、大津の「ひばり」において800円のワンタン麺を食した時、これは800円払っても十分価値があるラーメンだと感じた。そういう高価格に耐えうるラーメン、質の高いラーメンが次々でてくるということにはやはり期待したい。

 この漫画の前進の「ラーメン発見伝」がはじまった時、ラーメンはまさにブームのまっただ中だったように思う。今、ラーメンは既にブームというよりは、外食の一つとして安定した人気の料理になった。この漫画がラーメンをそうした食に高める上で果たした役割は僕ははっきりとあったと思う。そういう意味で今この漫画が終わることに一つの必然性があったかもしれないと思う。