bungeling999のブログ

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戦艦武蔵(吉村昭)をまた読もうかな…

Bungeling999

 戦争をまったく知らない僕の戦争論の原点は中学の時に読書感想文用にと思って買って読んだ「戦艦武蔵(吉村昭)」。小学校で聞いてきた戦争をやった偉い人と、被害を受けた民衆っていう構図がなんとなく嫌だった中で、中学生の僕はあの本に単純に影響を受けました。 

01-14 15:06

 中学生の時に吉村昭氏の「戦艦武蔵」を読んだんです。そしてたぶんいまだに影響を受けてます。僕の立場は、基本的に戦争は圧倒的に意味のないものという立場です。必要ならば戦争も辞さないってのはほんと無責任な綺麗ごとだなとすら思っていて、政府や外交の第一義的な役割ってのは戦争を回避することだとも思ってます。つまらないプライドや意地を捨てたら戦争が回避できる状態ならそんなもの絶対捨てた方がいいです。

 一方で、戦争=為政者のみの責任っていうのも小学生から中学生の段階ですでに少しだけ疑問に思っていました。そういう気持ちで中学の時に読んだ「戦艦武蔵」だったので、なるほどとその時に腑に落ちた部分があったわけです。おそらく戦争という愚かで無謀な行動へと方向づけるのはいつでも為政者なんですが、自らの不満やうっ憤をそうした方向にドライブしてのせていく民衆そのもののうねりがあってはじめて戦争ってできるものだということ。寛容さのなさ、同調圧力をつくるのはうえからでも、支えるのは下から支えられている。

 ちなみに、余談ですが、金を圧倒的に使ってつくる兵器ってだいたい時代遅れで本当の戦争になると役に立ちませんよね。第二次世界大戦時の大和や武蔵がまさにそうでした。現実はさしたる活躍もせず無駄な鉄の塊の象徴として海の藻屑になった戦艦です。はっきり言って、この時代も、数百億もする兵器はだいたい費用対効果でゴミだと僕は思ってます。これはただの余談です。