さてネットカフェの500円3時間パックを使って映画を見るのが最近流行りになってきました・・・。
とてもしんどくなったのは、政治ネタを追うのがよくて、グラビアはイマイチみたいな論議が編集会議でのシーン。ここで片方の副編集長(吉田羊さん)が、若い女性を連続殺人づつかまった犯人の写真を犯人とともに現場検証している警察のブルーシートをはがしてでも撮ると息巻くことから論議がはじまります。そこから皆がそれぞれ政治ネタをおっかけた話を懐かしく語りだすという論議。それにもう一人の副編集長がいまうちの雑誌はグラビアでもってるんだといいだす、そこで二階堂ふみさんが突然「よくわかんない」けど犯人は悪い奴だから許せないと叫ぶシーンです。
いやね、見てるこっちが二階堂ふみ演じる新人記者がなぜ怒っているのか?もうさっぱり理解不能です。よくわかんないけど、あんまりなんも考えてないけど、写真週刊誌は警察のブルーシート引きはがして犯人の写真とっていいのか?って話ですわ、コレ。それぞれの記者が語る政治・社会のネタの話もただそういうネタを扱って現場にいったってだけ。ジャーナリズムとは何か、とか写真週刊誌が暴けるものは何か?という葛藤や問いかけはどこにもなく、ここにでてくる人たちは、正真正銘、上から下まで問答無用のパパラッチ集団です。
まぁでも次に行ったときに続きをみます。
ここ数年でネットカフェでみた映画では「渇き」「アウトレイジ」「日本で一番悪い奴ら」が面白かったです。