京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

「万引き家族」は現実には居らず、小4女児は殺されてしまったんだよなぁ

 ニュースをみてたら悲しくなった。

 いま自分になにかできたのかな。もし、あんな子を自分の子のクラスでみつけたら、とりあえずうちに来いって言えるかな、言えないよな、たぶん。恫喝してくる怖いお父さんに怯んじゃうよな。でもこのニュースを知ってしまったから、同じようなことが起こらないように、少しは努力しないといけないよな。
 SOSを自力であげた、聡明な小4のおんなの子。一度は助かるはずだった彼女は見殺しにされてしまったというニュースに、泣けてきます。情けなくも恥ずかしい国、平成最後の年のニッポンの出来事、これが現実。

 教育勅語って知ってますか?あれね、一番最初に書いてあるのは、親孝行、子は親につくしなさいって書いてある。天皇のことはとりあえず置いておく。僕は、前からこれがすごくおかしいと思ってたんですよ。根本的に間違ってるな、と。親は子に尽くせっていう命令ならわかる。それには一応の普遍性はある。でも子が親につくせっておかしくないすか?子には親は選べませんよ?子が親につくす命令なんてのを「いいところもある」なんて言ってるのは、結局、親(や上)に従順な人間つくりたいだけではないかな?そういう考えがしみついているから、親のもとに子をもどさねばってのもでてくる。基本的に戻さなくていいんですよ!子ども生んだから親である必然性なんかないんですよ。大事なのはいつも子どもなんです。

 万引き家族には柴田家がいて、虚構でダメや人たちではありましたが、駆け込み寺でもありました。現実には柴田家の存在すらどこにもなく…希望は一体どこにあるのでしょうか?映画より現実のがひどいんです。ほんとに悲しいです。