京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

ジャンプ発行部数200万部われ・・・金曜日にジャンプを読んでいたあの頃のこと

 ジャンプの発行部数が200万部を割れたとのこと・・・
日本雑誌協会が5月16日公表した1~3月の平均印刷部数によると、週刊少年ジャンプは2016年10~12月平均から約9万部減った。ピークの1994年には公称ながら653万部を発行しており、当時から3分の1以下に落ち込んだことになる。http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1705/16/news106.html
 僕が最も熱心にジャンプを読んでいた高校時代。魁男塾、ジョジョの奇妙な冒険ドラゴンボールスラムダンク幽遊白書・・・。
 あの頃のことを思い出した。あの頃、僕らは確かに金曜日にジャンプを読んでいた。記憶が曖昧だが、たぶんホントのガキの頃だった80年代の中盤までは、月曜日発売のジャンプは金曜日に読むのが普通だった。というのもジャンプを扱う雑貨屋が、金曜日に納品されるとすぐに店頭に並べるのが普通だったからだ。
 ところが、中学になると、金曜日にジャンプを販売するお店は街から消えていた。ジャンプは月曜発売が当たり前になり、そんな風潮にみななれていった。ネットはまだなく、ネタバレサイトは存在しなかった。ジャンプを金曜日に渇望するやつは中学ではいなかった。
 ところが高校にあがってみると、県庁所在地の隣の、小さな町からくる集団が金曜日に必ずジャンプをもって登校してきて人気者になっていた。流通の要所ではあるが、地図でみても忘れ去られるような小さな町ではジャンプが金曜日に店頭にならんでいるらしかった。ジャンプを早く読みたいという皆の気持ちが抑えられるはずもなく、ほどなく、わざわざ早起きして電車でその町までジャンプを買いだしにいく高校生もあらわれはじめた。
 しかし、たぶんそのせいでジャンプが売れなくなった高校の隣の商店が、常連の高校生にだけこっそり金曜日にジャンプを売りだした。
 そんなことを思い出した。
 あの頃は、ジャンプ狂騒曲だった。