幻想の昭和でなく、リアル昭和を知れる喫茶店～花舟（中京区）～ - 京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

　喫茶「花舟」は、いかにも古くからある喫茶店です。

　今日は先に場所から・・・ここです↓

　すごくわかりやすくいいますとね・・・業務スーパー西ノ京店をまっすぐ、東にいくとあります。太子道御前です。それにしてもいこうとしても行くことのできない迷路のような道の中にある喫茶店、それが「花舟」です。

　昼間ならわかると思いますよ。この看板が目印！！ずばり「営業中」

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　もひとつ看板、ドーン！！

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　コーヒー300円、カレーライス450円です！！安いね。

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　この階段をあがって二階へ！！真面目にあやしい(笑)

　そして、サンプルケース。

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　お、オムライス・・・(笑)。こういう魅力があまり伝わらないサンプルケースのお店昔（昭和）にはたくさんあったんですよ。

　だれかの脳内でフィルタリングされ、美化された素敵な「昭和」ではなく、リアルな昭和の喫茶店の雰囲気が知りたければ、ここが本当の昭和的な店です。

　メニューをみる。ここにはアルコールがあるんですね。つきだしは時価(笑)

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　コーヒーなどの基本メニュー。

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　店内こんな感じ。

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　わりとふかふかの椅子の四人がけのテーブルは、商談とかにもむくと思います。

　珈琲は300円とリーズナブル。

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　コーヒー、砂糖とフレッシュをいれれば飲めます。

　カフェではなく喫茶店なので、コーヒーはこれでいいんです。漫画も置いてあるし、ここには知り合いは絶対こないし、付近のコインパーキングは恐ろしく安いし、サボるのにこんな素敵な店はありません。

　最近になって、オシャレでそしてコーヒーも美味しいカフェが次々と街中にあらわれてきました。しかし昔は違いました。薄かったり、すっぱかったりするコーヒーを出す喫茶店がまちにはたくさんあった、僕は好きですよ、こういうお店。ずっと残ってほしい。

　でも昭和を「人と人とのつながり」みたいなんで魅力ある時代として表現されるとちょっと違うって思うなぁ。昭和って別にいまよりとくにいい時代ではなかったですよ。流れていく時代の一つでしかない。もっとも昭和って区切りにとくに意味はないですからね。その意味ならきっちり100年で区切っていく西暦の方がはるかに時代的意味を持つのでは？

　平成最後の年、とくに感慨もないです(笑)