「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」をアマゾンプライムビデオで視聴をしました。今年22本目。なんだかんだで…映画が好きなのかも。
物語は、超ベストセラーの翻訳のために隔離、缶詰にされる翻訳家たちと出版社の社長が主人公。流出を防ぐために施設に隔離してネットも禁止して作業をしているのに、なぜか原稿が流出。その犯人は翻訳家たちの誰かしかいないと確信する社長が犯人を明らかにするために狂気とも思える行動をとりだして…って話です。一体犯人は誰か?外部から遮断されて隔離されているにもかかわず、原稿が次々と流出するその方法は?
(夕方の空)
翻訳のためにここまでやるのは荒唐無稽では?とも思ったけど、どうも翻訳家を隔離するっていうのは、ダヴィンチコードの翻訳のときに実際に行われた話のようです。そう聞くとちょっと納得できる。本の売上を確保するための狂気のやり方は現実に行われている。現実は隔離されているだけで問題は起きてはいません(笑)。まぁそりゃそうですよね、完全に自由を奪っているようなわけでもなさそうだし。
推理ものとしては、最後の最後にどんでん返し、そしてそのトリックも大どんでん返しだし、犯行の動機も最後の最後まで…という話なので、ネタバレはなし。そして最後までみた上で、思い出すと…途中までのいろんなシーンの意味がわかったり、滑稽に写ったり、という話です。
好きな方は是非!