京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

アマプラで映画視聴㊼「きっと、うまくいく」、インド映画の傑作に感動

さて11月…今年23本目のアマゾンプライムでの映画はインド映画です。「きっと、うまくいく」。実は、ブログ書いてない映画も3本くらいはあるのと、アマゾンプライム以外もあるから年間の映画視聴は30本超えくらいにはなりそう。

 

 

インド映画です、3時間近い長編。でも3時間という時間を一気にみせるストーリー、テンポのよさ、映像技術の高さ、全部が文句なし。すごいエンターテイメント作品でありながら、大きな発展をとげているインドがかかえる貧困問題や階級社会の問題を深く、鋭くみせてくる社会派エンターテイメントでもあります。もちろんインド映画らしく歌と踊りのシーンもふんだんにあって、重要なシーンでは歌と踊りがはいるから、そりゃ尺は長くなるっていう(笑)。でも…一つも飽きるシーンがない。

物語は、インドトップの理系大学で同室で過ごした3人(ちなみにこの映画の英題は3idiots=3馬鹿です)が主人公。今はそれぞれ別の道を歩んでいる2人。破天荒でみなに影響をあたえた中心人物のランチョーの行方がわからないから探しに行くというお話。その中で大学時代のことが回想され、謎も徐々に明らかにされながら、物語はすすんでいきます。ユーモアたっぷりの作品ですが、学ぶことの意味、生きることの意味、人と人が分かり合うことの大切さ、みている人にストレートに問いかけてくる映画です。「きっと、うまくいく」なにかあったらそう言って、自分にとって正しいと思える道を選ぶ人になりたいって思えた作品でした。笑えるシーン、泣けるシーンたくさんですが…学長がランチョーにペンを渡すシーンはかなり泣いてしまいました…ホント、よく練られた素敵な映画だなぁ。

見ていない人はもう是非!と思える感動作品でした。