京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」を見始めました①―逃げたら1つ、進めば2つ―

機動戦士ガンダム 水星の魔女」を見始めました。

10月2日から公開されているテレビアニメガンダムシリーズ最新作。アマゾンプライムで視聴できます。プロローグと1話があります。プロローグは前日譚ですが物語の根幹に関わるものであり見ておく必要があります。

さて、内容ですが、宇宙世紀ガンダムつまりもともとのガンダムシリーズとは空間軸を別にしたガンダムシリーズであるので、かなり自由度の高い設定になります。主人公は少女、ヒロインも少女、新しい世界観と新しい設定の可能性を感じさせるガンダムシリーズの雰囲気は十分にあります。物語の世界では、人類は自由に宇宙で暮らしています。非常に発達した科学技術を持ちながら、国家や巨大軍事企業群が力のままにふるまう権謀術数と弱肉強食が跋扈する世界であるという印象。そんな世界の中での厄災、悲劇が主人公とその家族、仲間に覆いかぶさる、そこからの物語です。ちなみに、本作のガンダムはAI仕様、自らの意思を持つようで、ユニコーンガンダムの超進化バージョンという感じ。このあたりよくわかりませんが、主人公の学園では、個人が自分の車のように自分のモビルスーツを所有していて、それで「決闘」できるという…文字にするとかなり荒唐無稽ですが、アニメで見る限りではそうでもないです。

さて、第一話のハイライトはなんといっても、ミオリネを救うためにグエルと「決闘」する、スレッタのシーンです。そこで前に進むために主人公から語られる台詞が「逃げたら1つ、進めば2つ」手に入れられるという台詞です。とても現代的でいいメッセージだと思いました。逃げてもいい(「逃げちゃダメ(BYシンジ)」じゃない)、けれど、進めばさらに手に入れることができるんだというメッセージ。人生って、いつでも逃げてはダメなんてことはなくて、いやなら逃げていいと僕も思っています。逃げることを嗤うヤツには笑わせておけと、ましてや自分ではない誰かに決められた道なら、そんな道に固執などするのは愚かだ、と。でも、ここは進むんだって自分で決めた場面では、やっぱりすすんだら、一つじゃなくて、二つ得られるんですよ、という。暖かく励まされるメッセージでした。プロローグを見る限り、相当重たい作品として描かれるはずで、単純な青春ドラマには終わらないと思います。第二話にも期待!あ、戦闘シーンはかなりカッコよかったですが、主人公のガンダムは最初からチート能力装備っぽいので、そのあたりどうなるか…。