某本屋にて「哲学」が積まれている。そして大学生にとくに読まれている。
たぶん20年くらい前かな、僕が大学を卒業した後で、やたら「実践的」で「即物的」な学問(?)ばかりがもて囃された時代がありました。大学でも資格講座が急にはやったりとか。でも資格講座だったら専門学校で十分なわけで…あれはほんと大学を解体させんばかりの流れでしたね。政府の意図とは別に、今そこから再び転換しつつある気がする。
混迷の時代の必然性からだと思うのですが、いま「哲学」が再び大学生に読まれているようです。僕も学生時代は流行っていたので「哲学」はわりと読んだけど、読んでおいてよかったな、と思うことばかりです。いま読まれているもの、かつて読みたくて読んでなかったものも再び手にとって読もうと思ってます。この気に、西洋哲学だけでなく、中国哲学も読みたいですね。では。