アマプラで映画視聴219作品目はフランス映画の「ラストエンペラー[オリジナル全長版]」でした。個人的レーティングは9.5/10です。これは完璧です。ちなみに蘊蓄を言えば、完璧の「壁」は、宝物です。壁ではない(笑)。趙の超有能大臣、藺相如が秦相手に渡り合ったお話。
1950年、満州国戦犯として中国本土に護送された元満州皇帝溥儀は、護送中に手首を切って自殺を図る。薄れゆく意識の中、彼の半生の記憶がまざまざとよみがえる-。1908年、死期の迫った西太后によって皇帝に任命されたわずか3歳の溥儀は、1000人もの宦官にかしずかれて昔から続く皇帝の生活を送ることに。14歳になった彼は、イギリスから遣わされた家庭教師ジョンストンによって世界に目を向けるようになるが…。(c)Recorded Picture Company
言うまでもない、文句のない名作。「完璧」の何値する大作映画です。この長時間版は3時間30分を超えますが、圧倒的に魅せます。映像でもストーリーでも演技でも、音楽でも…。僕が何かを語れば陳腐になってしまいそう。今と言う視点で改めてみてみるとすごくフェアな映画だよねこの映画。中国の政変、軍閥の動き、日本政府と日本軍の横暴も、そして誕生した共産党政権の光と影も…溥儀の善意も愚かさも、感情を演技でよく表している。革命後の中国って、基本的に反革命の人々を「許す」ために教育的指導をおこなっていた部分のある種の真面目さも、善悪の判断をせずにうまく描いているし、それが文化大革命でひっくりかえっていく様を最後にうまく描いているし。歴史大作の傑作ですね。そして…我々は溥儀ではないですし、彼のような特権もほぼないわけですが、それでもまた一人一人の人生はいろんなものに翻弄され、自分の考えや行動だけでは儘ならないものにずっと左右されているわけです。自分の人生が、他人のみに左右されると考えるのも傲慢ですが、同時にまた自分の人生が自分だけでどうにかなると思うのもまた傲慢でもあると思う。人生について考える上でも良作の映画。XIAOMIのモバイルバッテリー安すぎやろ…
