アマプラで映画視聴237作品目は「マッドマックス」でした。個人的レーティングは8/10です。怒りのデスロード、フリオリサにつながる名作映画第一作。この映画が世界のサブカルに与えた影響は絶大な名作です。
旅先でトッカーター率いる暴走族グループに、最愛の、妻子を殺されてしまったマックスは、暴走族用に開発された追跡専用パトカー<インターセプター>を駆って、たった一人で壮絶な闘いを仕掛けていく! No Rating (C) 1979 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
低予算なのに荒廃した世界観を演出するディテールの凄さには驚きます。セットやロケ地には豪華さはゼロ。普通の家や小屋、外をただそのまま使っているシーンも多いですが、それが逆に"荒れ果てた未来のリアル"を感じさせます。そして、暴走族の描写が圧巻です。彼らの悪逆非道ぶりを見せる演出が細かくて魅せてくる。リーダーの顔の周りにたかるハエ、狂気に満ちた行動やセリフの数々…。「暴力が日常化した社会」の恐怖を肌で感じられるほどの演出が作り込まれています。カーチェイスシーンの迫力は圧倒的。大予算映画にはない、ド直球でぶつかってくるスピード感と緊張感。伝説の幕開けの第一作「マッドマックス」は見る価値ありです。ちなみに、現在アマゾンのブラックフライデー期間中。お気に入りの映画がセール対象かも…?