京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

アマプラで映画視聴269「復讐の記憶」(7)、歴史の消せない事実ベース

アマプラで映画視聴269作品目は「復讐の記憶」でした。個人的レーティングは7です。日本による侵略と朝鮮半島の蹂躙、大きな歴史の消せない事実を背景にして、復讐モノ、青年と老人のバディもののテンポのよいエンタメ作品として仕上がっています。

80代の老人ピルジュ(イ・ソンミン)は、過去に家族全員を理不尽な出来事で亡くして以来、家族を死に至らしめた裏切り者への復讐を誓い生きてきた。認知症に見舞われた今、自分の記憶が長くは続かないと悟った彼は、処刑すべき5人の名をタトゥーにして指に刻み、60年前から計画していた復讐殺人を決行すべく銃を手にして立ち上がった。ピルジュの元同僚で年齢差を超え親友となった20代の青年インギュ(ナム・ジュヒョク)が1週間の約束で運転手に雇われるが、何も知らないインギュは殺人現場付近で監視カメラに映り込んだことから第一容疑者にされてしまう。記憶を完全に失う前に復讐を成し遂げたいピルジュと、警察に追われながらもピルジュを制止するため同行するインギュ。前代未聞のバディと化した二人は予測不能な追走劇へ身を投じ、やがて衝撃の真実が明らかになる。

 

内容はほぼアマプラの解説の通りです。ナム・ジョヒョクとイ・ソンミンのテンポのよい会話と演技を楽しみながら、韓国に今も亡霊のように巣くうかつて祖国を裏切り日本に協力した売国奴達が復讐されていくという話になっています。老人のイ・ソンミンが強いので、そこまでハラハラせずに見られますね。結局のところ日本軍に協力した売国奴が戦後もそのまま支配層として居座った歴史が韓国史の悲劇としていまも連綿と続いていることへの国民の複雑な感情が反映していると思います。このあたり日本やドイツのような敗戦国なら、まだ「仕方ない」と国民感情がなる面があるとは思います。結局国民も含め侵略に加担した側なのが否めないわけで…。一方で、韓国の場合は戦勝国であり、戦後独立を勝ち取った側ですから、日本に加担した売国奴側がそのまま支配層として居座ることは虐げられた側には到底承認できない歴史をもっていると思います。例え年老いたとして過去の罪を清算せずに、畳の上で死ぬことなど許されない、罪は償うべき、というのが現代につながるメッセージとなっています。とはいえ、映画はあまり難しく考えずに重くなく見れるようにもなっています。