アマプラで映画視聴275作品目は「アナザヘブン」でした。個人的レーティングは7です。あ、あったよなこの映画。とおっさんならだいたい思い出す25年前の話題作でした。見たのははじめて。
とあるアパートで死体の脳みそでシチューが作られると言う猟奇殺人事件が発生。やがて同様の事件が連続して起こる中、主人公の早瀬マナブは事件を捜査するうち、犯人が人間ではないのでは? と考え始める。(C)2000Another Heaven Film Partners
中身は気になる人はみてください。さすがに江口洋介はイケメンですね。ただなんかいい人ってのは透けてみえて、この「悪意」の塊につけ狙われるのには無理がありますね…。監督は飯田譲治さん。時代的な制約があるのでリアルなCGなどは使えない中、いま見てもメイクも含めて映像はかなり凝っている気がします。内容ですが、今思えばこのころこういう雰囲気の小説や映画が日本には多かったように思う。バブルが弾けて次の社会にむけて方向性を模索していた気もします。未来に対する不安もあった。でも「日本」は一旦そこから先のみえなさから目を背ける道を選んだように思います。その不安が東日本大震災と原発事故でピークに達して、その後「日本スゴイ」という誤魔化しのナラティブで間違った方向に不安を解消してしまった、というのが僕の仮説です。この頃の映画をみると、この頃は日本全体でまだ模索していたのを感じます。
