アマプラで映画視聴301作品目は「コールド・キラー」でした。個人的レーティングは7.5/10です。
ウィーンでタクシードライバーとして働くエズゲは、ある日、娼婦殺しの現場を目撃する。犯人に顔を見られた彼女は警察に保護を求めるが、移民で前科持ちのため、取り合ってもらえない。だが、殺人鬼の影は刻一刻と近づいていた。エズゲが唯一心を許す従姉妹が間違えて殺され、タクシーに乗りこんできた犯人に命を奪われかけたのだ。特技のムエタイで応戦し、なんとか逃げ延びたエズゲは、傷だらけになった自分の体を鏡で見て、こう呟いた。「犯人をこの手で殺してやる」無力な目撃者は怒りの追跡者へと変貌し、無慈悲な猟奇殺人鬼を次第に追い詰めていく―。(C)Allegro Filmproduktions GesmbH und The Amazing Film Company
ヨーロッパの移民に対する差別や父による娘への性的虐待、そしてミソジニーや偏見がもたらす歪んだ価値観からくる犯罪…重いテーマを全般的に暗い映像で魅せてきます。いい映画でした。魅力はなんといっても主役のヴィオレッタ・シュラウロウです。凄惨な人生をおくってきたがゆえの寡黙で他者を信頼できないタイプの難しい役ですがリアリティーのある演技になっていると思いました。そして彼女はタクシードライバーでムエタイの実力者。肘打ちと膝蹴りを活かした犯人とのアクションシーンは迫力もあり面白かったです。カーチェイスもよかった。全般的にもっと評価されてもいい映画ではないのか?と思いました。
