京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

「今夜はブギーバック」と失われた30年

今夜はブギーバック」が好きです。1994年の曲。

 

 

実際の僕は、クラブとは縁もゆかりもない大学生だった。ダンスもしたこともない。いまからでも誰かとちょっと行ってみたいかも(笑)

 

ソ連が崩壊し、冷戦の終結が叫ばれていた時代。南アフリカではアパルトヘイトが終わり、マンデラ氏が大統領に就任した。日本では初の女性宇宙飛行士が誕生し、私は「OL進化論」という漫画を通じて、セクハラやキャリアの問題を初めてカジュアルに意識した。

 

あれから30年。日本の社会も確実変わっている。よい方向へ、進歩の方向へ、変わっている。職場にはハラスメント研修が当たり前のようにあり、20代の若者が「お茶くみは女性の仕事」などと言う光景は見なくなった。痴漢は被害者の責任ではなく犯罪になった。LGBTQへの理解も、当時とは比べものにならないほど進んでいる。

 

この社会の前進を考える時、一人の友人を思い出す。彼がゲイだと知ったのは、彼が亡くなってからだった。当時はたぶん絶対に隠さなければならない空気があった。今僕の知り合いの性的マイノリティの多くはカミングアウトしている、そのカミングアウトには決意がいるだろうし、僕が推測するのは不適切だが、でも、当時よりはカミングアウトしやすい社会に日本社会は前進してきたと思う。

 

最近また「子育ては女性がするもの」とか「LGBTQへの配慮は行き過ぎ」といった主張が叫ばれる。極めつけはデマをもとに社会の多様性を真正面から否定する「日本人ファースト」。変化のスピードは速かったからついていけないのかもしれない。でも、この流れは進歩であり、不可逆的なもの、後戻りさせるわけにはいかない。ここで、踏ん張らなきゃいけない、戻しちゃいけないというのが僕の思いです。

 

バックラッシュは避けたいと思っています。