京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

映画視聴308作品目「裏切りの陰謀」(7)、韓国社会の闇がテーマ

mazon Prime映画視聴308作品目は「裏切りの陰謀」——個人的な評価は7 /10でした。韓国映画がいい意味でお得意の現代史の闇をベースにして、フィクション作品として仕上げたものです。

1944年、ソウル近郊のバラム橋で謎の爆破事件が起こる。この事件を捜査する社会部記者イ・バンウだったがある日、長年音沙汰が無かった地元の後輩ユンが現れ、この事件は操作されたものだと訴える。事件の真相を暴くために同僚記者たちと特別チームを組みバンウだったが、取材の邪魔が入り危険にさらされる。COPYRIGHT (C) 2011SHOWBOX / MEDIAPLEX AND PALETTE PICTURESALL RIGHTS RESERVED.

現代史の史実にかかわる国家の陰謀論をもとに、ファン・ジョンミン, チン・グ, キム・ミニ…役者は完全に安定しています。これで安心してみれない筈はないよなぁ…という感じで視聴。特にファン・ジョンミンの映画はけっこうみているのでもはやファンに近い心情をもっています。映画としては、もう完全に安心してください、予想通り最初から最後まで安定感をもって面白く視聴できます。

どのあたりが韓国現代史にかかわる事実かというと、韓国国軍保安司令部が外部に秘密に拠点をつくって市民監視を続けていた点、それらが内部告発によって明らかになった点です。そこを「政府の上」という位置づけにして、陰謀組織として暗躍する映画にまで仕上げています。しかしどの国もそうですが、こうした陰謀論映画の問題点は、政府によって国民監視がされたり、権力の私物化(日本では安倍政権がわかりやすかった。御用記者の起こした暴行事件のもみ消しなども疑われている)ことは、比較的よくある話で、権力側を市民社会が厳しく監視していくことは絶対に必要なのですが、それがフィクション映画で描かれるほど大きな目的をもってやられているかというと、実はそうでもない、という点が大事だと思います。政府や官僚による陰謀的行為はやはりリスキーですし、映画やゴルゴ13で描かれるような陰謀のシナリオライターは現実にはいません。「神」の視点で、陰謀を行ってもほぼ失敗するからです。そういう意味ではこうした過度に陰謀論を誇張する映画は実は映画としては面白いが、現実に与える影響はあまりよくない面があると思っています。そのあたりは冷静にみておく必要があるかな、と、思いました。…完全ワイヤレスイヤホンはこれに決まり↓