京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

映画視聴336作品目「オペレーション・マリア」(7.5)、徹底してリアル撮影の映画

Amazon Prime映画視聴336作品目は『オペレーション・マリア』でした。——評価は 7.5/10。特撮とかCGとかなくリアルにこだわった映画です。ジャケットにかかれているようなカッコいいシーンはないです。イデオロギーと信仰、戦争を扱ったロシア発の人間ドラマ。

第二次大戦下の1941年、ナチス・ドイツ軍からの激しい攻撃にさらされるモスクワ。首都陥落を何としても阻止したいスターリンは、大衆の支持を得る霊能者から“チフヴィンの生神女”というイコン(聖像画)をモスクワに運べば持ちこたえるという助言を受ける。ドイツ軍に支配されている町にあるイコンを奪還するべく、NKVD(秘密警察)の女性エージェント・マリアにその任務が課される。マリアは神を信じず、国家の教えが全てと信じる優秀なエージェントだった。マリアを含む7人の特別部隊は、教会からイコンを奪うことに成功するものの、激しい銃撃戦によってほぼ全滅してしまう。生き残ったマリアと護衛役の軍曹は、ドイツ軍に追われながら脱出の機会を探っていた。そんな中、2人の前にウラジーミル神父という男が現れ、町を脱出させる代わりにイコンを渡すよう取引を持ちかける。この神父は敵か味方か?マリアに最大の危機が迫ろうとしていた。

 

 

ジャケットではカッコいいスパイ映画のイメージですが、実際は第二次世界中のソ連イデオロギーと宗教、そのもとでの人間がテーマのロシアの映画です。

主人公は党と国家に忠誠を誓う冷徹な軍人なので、火事場泥棒を簡単に射殺してなんの感情も持たないシーンが描かれるなど、この調子でミッションが与えられこなしていくのかなと思っていたら…。ロシアには戦争中のスターリンが宗教の禁止から融和に舵をきったことを捉えて、スターリンは神頼みになり、預言者の発言を受け入れ戦争に勝利したという都市伝説があります。物語はこの都市伝説をベースにスターリン預言者の意見を受け入れ、どっかの寺院のイコン(絵)をとってくる命令をだす、その命令を受けるのがかつてその街で暮らした主人公というストーリー。無敵に思えた主人公は実はあまり強くなく、ロシア正教の神父は実は元軍人で相当強く、主人公の出自もだんだん明らかにされていく。ということで宗教と党の間で揺れつつ、自分の生き方を考えていく主人公。党に忠誠を誓っている人間の卑劣さと、神に仕える神父の誠実さなども描かれていきます。CGとかはなし、雪降りまくりの寒いロシアでリアルセットとエキストラを使っての撮影は迫力あります。わりと面白かったです。

 

🔊 映画鑑賞におすすめ!
ワイヤレスイヤホン、この価格帯の決定版はもうこれで間違いなし ↓