Amazon Prime映画視聴340作品目は『怒り』でした。——評価は 8/10。「国宝」で圧倒的ブレイクの監督李相日、原作吉田修一のコンビの映画。
ある夏の暑い日に八王子で夫婦殺人事件が起こった。現場には、『怒』の血文字が残されていた。犯人は行方をくらました。事件から一年後。千葉と東京と沖縄に、素性の知れない3人の男が現れた。千葉――3か月前に突然家出をした愛子を連れて帰った父・洋平は、千葉の漁港で働く。8年前に妻を亡くしてから、男手一つで娘を育ててきた。愛子は、2か月前から漁港で働きはじめた田代に出会った。東京――大手通信会社に勤める優馬は、日中は仕事に忙殺され、夜はクラブで出会う男と一夜限りの関係を続けていた。彼には末期がんを患う余命わずかな母がいた。ある日、優馬は新宿で直人に出会った。沖縄――男と問題を起こした母と、夜逃げ同然で離島に移り住んできた高校生の泉。ある日、無人島でバックパッカーの田中に遭遇した。殺人犯を追う警察は、新たな手配写真を公開した。その顔は、出会った男に似ていた。(C)2016映画「怒り」製作委員会
重たいテーマの映画です。重たいテーマを重たいままで、これでもかと重ねながら描いていくという感じです。映画視聴後の感想として、もしこれ先に小説で読むと、映画化は難しい話だと思うだろうなぁ、という感想。なんとなく映像化すると陳腐になってしまう可能性ありますしね。そのあたりは一流の映画監督が、一流の役者そろえてクオリティーを維持している感じ。みんなうまいんだけど、やはり森山未來がテーマとの関係では別格でうまいと思う。
映画は、過去の素性をあかさない3人とまわりの人との関係というドラマが主、その中で犯人は誰か?という推理要素が絡まっていきますが、メインはあくまで人間ドラマ。実際、推理としては彼以外が犯人という話にはならないわけし、仮にネタバレを見た後にみてもまったく大丈夫な映画です。見どころは、同じ事象に対して語られる犯人の二つの見解ですかね。人間の2面性みたいな部分もテーマになっていますが、善人、悪人を二元論で捉えないというが一つのテーマかと。ただ犯人はあまりにも身勝手で、凶悪犯で、情状酌量の余地はなしなのは間違いないです。それと、米軍による犯罪、基地反対の運動なども短いけれど吉田修一さんも映画監督も丁寧に取材をしているように思います。ストーリーも映像も演技も丁寧にやっている。けどその分映画が長いので、アマプラでサクッとみるには少し辛かったかな。
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