Amazon Prime映画視聴351作品目は『対峙』でした。——評価は 8/10。息子を失った加害者と被害者の両親の対話の映画。重たいテーマが突き刺さってくる
アメリカの高校で、生徒による銃乱射事件が勃発。多くの同級生が殺され、犯人の少年も校内で自ら命を絶った。それから6年、いまだ息子の死を受け入れられないジェイとゲイルの夫妻は、事件の背景にどういう真実があったのか、何か予兆があったのではないかという思いを募らせていた。夫妻は、セラピストの勧めで、加害者の両親と会って話をする機会を得る。場所は教会の奥の小さな個室、立会人は無し。「お元気ですか?」と、古い知り合い同士のような挨拶をぎこちなく交わす4人。そして遂に、ゲイルの「息子さんについて何もかも話してください」という言葉を合図に、誰も結末が予測できない対話が幕を開ける──。(C)
かなり重たいテーマです。学校で銃を乱射して現場で自殺した加害者の親と、息子を殺された被害者の親との対話映画。登場人物は両親の4人でほぼ全てメイン。他、場を設定したサポーターがひとり、場になった教会の人が2人。僕も自分も親として問題あると思っているし、子育ては悩んでいたので、この映画の中に感じるリアリティーは加害者の親にも、被害者の親にも両方にもてます。どっちにも感情がはいってしまい見ていて辛い映画です。加害者親が、途中、あなたの息子はサイコパスではなかったのか?あなたはできることをやってきたのか?と追求していくシーンも、どちらの心の痛みも伝わってくる時点で辛い。どんなに絶対に受け入れられないような対立点があったとしても対話をして、相手のことを理解する、その姿勢の大事さ、お互いに歩み寄ることの大事さも伝わるいい映画でした。そもそも設定として、この加害者両親もこの場に出てくる時点で、もうそうとう悩んでいる人間だということは明らかですし。
ただそうした自分の感情移入部分を抜きにして、完全に第三者視点でみると、これ一番悪いのは銃社会放置しているアメリカ(政府・国民)じゃないの?っていう面があります。ゲーム好きの引きこもり気味の高校生が、普通に銃を手にできる環境が悲劇をここまで拡大させた一番の理由なので…これがもし日本だったら…同じような事件は起こってるのでしょうが、多分学校で人は死んでないです…。
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