アマプラで映画視聴244作品目は「PARALLEL ‐パラレル」でした。個人的レーティングは4です。気分的にいかにもチープって感じの映画をみたかったので視聴。なんとなく雰囲気を楽しむ映画です。
幼少期に両親から虐待を受けていた舞(楢葉ももな)は、その過去の記憶と折り合いをつけられず、親友の佳奈(菅沢こゆき)とただ時間を忘れて遊ぶ日々を過ごしていた。ある日、舞はアニメキャラクターのコスプレ姿で殺人を繰り返す殺人鬼(芳村宗治郎)に遭遇する。不思議と舞に興味を惹かれたコスプレ殺人鬼は自分の正体を隠し、舞に近づいていくのだった。 舞は心の傷を、殺人鬼は自分の本当の姿を隠しながらも、二人は次第に仲を深め、見えない“何か”によって強く惹かれあっていく。しかし、お互いが隠している本当の姿を知ることは、別れを意味していた。
まぁいいたいことはなんとなくわかるんですけどね。理不尽を押し付けられる現実、アニメの世界への憧憬と、理不尽をおしつけてくて社会で特権たる大人への復讐劇?虐待にあっていたけれど殺人鬼によってそこから解放され、その殺人鬼に救いの存在を見出した主人公の女性。ただそれぞれ向かう先があまりにも短絡的で、結局なんやかんやで目の前のクソ上司とかをやりたいだけやんっていう…。パパ活?っぽい親父とか、親友のフリをして実はそうじゃない友達とか、胸糞悪い登場人物たちの演技はよかったです。なんか日本映画のよくない部分っていうか、とりあえず雰囲気楽しむ映画に、内容ちょっと意味深にしてみましたって感じですが、ストーリーはとてつもなくチープで。雰囲気楽しむホラー映画ならもっとそちらによせるべきだし。そうじゃないんなら真面目にストーリーつくってほしいという感想を持ちました…ただ、適当に流してみる映画みたい気分だったので、その意味では予想通りでした。たまにはこういうのも見ておかないと、逆に映画の現実からそれてします気もします。