「風の大地」、はじめの一歩と並んでこの20年読み続けてきている漫画です。そして週刊誌で毎日、毎週、毎月漫画を読むタイプの僕が、喫茶店やネットカフェで単行本で話を2回以上振り返ったことのある漫画の一つでもあります。
いまでは展開に期待することもなく、ただページをめくるようになっているのですが・・・
今週ついに、沖田のキャディにスージー(リリーの妹)がなるような展開に!!
正直、ちょっと嬉しかったです。というか、風の大地のページをめくっている過程において、おそらく何年、5年?ぶりくらいにわくわくしました。
いや、わかってはいるんです。スージーが現れたときから、沖田のバックを担ぐのはスージーだろうと。たとえバックを担いでいるのがルディで、次は笠崎さんというようなことをちらっと見せられても、スージーでしょ?、マクガン家でしょ?ってみんな思っているんです。
でもやっぱり、スージーと、この流れになったとき、なんか安心しました。
そういう漫画なんですよ。こういうダラダラと続いている漫画は、王道の展開になってこそ輝くんですよ!!僕の中で久しぶりに風の大地が盛り上がってきました。
しかし、この風の大地、とにかくやたらと沖田のまわりが不幸になっていく漫画です。キャディは交通事故になったり、悪の組織?に連れ去られたり、ゴルフの師匠(食堂のコック)は癌で死に、主人公に関係のない子供たちは沖田と出会ったばかりに交通事故死、先輩はゴルフボールが試合中に胸にあたって?腕があがらなくなる・・・数限りない不幸が主人公を襲いますが、主人公はいろいろあってもゴルフを続けていて、みんなに愛されています。