オリンピックの日にブルーインパルスが飛びます。
すでに予行飛行も行われました。
僕がヒネクレてるだけなのかもしれないけど・・・まったく嬉しくないです。そして見たい気持ちもないんです。
というか、こんな状況でオリンピックということの是非はひとまずおいておいて(はっきりいってオリンピックそのものに意見はありまくりだけど・・・)、開会式のイベントのひとつがブルーインパルスの曲芸飛行という、煙を見るイベントってこと事態が・・・もしこのオリンピックがまともな状況で開催されているとしてもちょっと悲しくなる。
現行のブルーインパルス自体、20年も前の飛行機です。
昔、ロサンゼルスオリンピックのセレモニーで、空からロケットマンが降りてきたのをよく覚えています。あれが1984年、いまから36年前、子どもの頃・・・あのときのロサンゼルスのワクワク感。あれは子どもに未来を見せてくれるイベントそのものでした・・・。
あれから約40年、東京の空にはブルーインパルスが飛びます。20年も前の、おそらく機体のベース設計は40年近く前の、古い古いどこにでもあるようなありきたりの飛行機が、煙をあげて東京の空を飛ぶ。
民間の会社が次々と宇宙空間に観光客を送り出しはじめたこの時代に。時代遅れの飛行機が空を飛ぶオリンピックイベント・・・僕はととくに見たくはならないなぁ。
僕にとっては、夜空の月でも見上げていた方が、よほど風情も意味もある。
海の向こうの隣の大国では、いまや空のイベントと言えば大規模なドローンのイベントです。
みんなは空を飛ぶ飛行機が、みんなそんなにみたいのかなぁ・・・
いっそ中途半端なイベントではなく、徹底して環境に配慮した、脱炭素なオリンピックにすればよかったんだと思う。そうすれば少なくともメッセージ性は担保できたはずなのに・・・