京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

中国・春秋戦国時代は面白いと思う

Bungeling999

例えばまっすぐ進んだら崖があって行き止まりとして、それを知ってる人は、後からくる人に先は行き止まりだからそっちいかない方がいいよと必ずいうわけだけど、忠告を聞いた上でまっすぐいく人が結局一番遠くまで行ける人だと思う。そして忠告を聞かなかったことに怒る人にはなりたくない。
10-17 22:03

紙上に兵を談ず、の趙括のエピソードが最近は好き。春秋戦国時代のエピソードって基本的にも現代にもほぼ適応されるところに本質的な人間の認識の非科学性、それに人間の進歩の遅さの証明な気もする。
10-17 20:50


 中国の春秋戦国時代の物語が好きです。始皇帝の統一までの中国の中で、国というものそのものをめぐって、政治や統治のあり方を一つ一つ模索し、つくっていく過程の面白さ。ゼロからの模索が現代にはっきりとした道として地続きである、という豊かさというか。中国が共産主義国家でありながら、しぶとさがあるのは、やはり歴史に根差すところが大きいように思います。イデオロギーで国そのものを全体主義で染めることはできない大きさと深さというか。反面、わりと簡単に全体主義に簡単に染まる国は危機に脆いように思う、僕の中では日本とドイツはわりと脆い国の典型です。ただすぐにまとまるのと両国ともやっぱり歴史があって、深いところでの多様性は担保されているので、むちゃくちゃなった後の復興が早いというのも面白さがあります。逆に中国の場合はなにかにつけて時間がかかるのではないかな。