けっこう熱心に読んでいる週刊漫画です。
いま読んでいるのは・・・
[真!! 男塾]、[警部補 ダイマジン]、[白竜HADOU]、[ひみつの林檎]、[高嶺のハナさん]、[食の軍師]、[モンキーピーク]、[ミナミの帝王]の8つかな。
一番好きなのは食の軍師だけど・・・。
ちなみに、週刊漫画の中ではいまもっとも社会派漫画が多いのが漫画ゴラクではないでしょうかね・・・。で、今週読んでちょっとハッととしたのが「ひみつの林檎」(山崎紗也夏)。
北海道の小料理屋さんではたらく主人公がお金で男を「買う」物語です。といっても主人公がここにいたるまでは、理由もあり、傷をいやすための行動でもあるわけです。だから事は慎重にというのが主人公のかかえている「ルール」でもある。
女性が男性を「買う」ので、必然的に買われる男性はいろんな意味で全面的に「いい男」に見た目も中身もそうなります。これは絶対に当然で必然すよね。ある種、当たり前の話。だけど、ちょっとはっとしたのは、これを女性目線ではっきりと主体的に描かれることに、実はあんまり僕らは慣れていないんじゃないかな?ってこと。
よく所詮「イケメン」じゃないとダメなんだろ、みたいな言説をネットで見るんだけど、僕も「イケメン」じゃないんで、なんとなくそういうことを言われると、それにのっかりたくなる気持ちもあるんですが・・・ハタと思ったのは、それって、男性(僕ら)がさんざん女性にしてきて、今も続いているわけだし、ちょっと女性側が男性を容姿で選ぶってなったら、目くじらたてるのってあんまりにも滑稽すぎやしませんか?
ってことをこの「ひみつの林檎」読んでてなんか思えてきました。
というかね、逆にいうと男性がもっと「容姿」とか「性格」とかね、社会的じゃない部分で選ばれないといけないと思いますよ。
いいんですよ、イケメンで優しい「だけ」の男性が得をしていくのは。僕らブサメンからみても本当はすごくいいことなんですよ。バリバリ働いている女性と結婚して、子育てと家事を男性だけがやる話がもっと溢れてもいいんじゃないかな?
冷静に考えると今の世の中、専業主夫として男性が生きれば女性より確実に楽ですよね、たぶん。子ども産まなくてもいいわけだし、育てる部分だけ担えばいいっていうね。
いや、マンガとあんまり関係なくなってきたけど・・・でもこの漫画よんだから思ったことなんで・・・すいません。