京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

アマプラで映画視聴86作品目は「ラストナイト・イン・ソーホー」。ratingは8/10

アマプラで映画視聴86作目は「ラストナイト・イン・ソーホー」でした。

エロイーズはデザイン学校に入学し、ソーホー地区で一人暮らしを始めたアパートで眠りに着くと、夢の中で60年代のソーホーにいた。そこで歌手を夢見るサンディに出会うと、身体も感覚も彼女とシンクロしていく。夢の中の体験が現実にも影響を与え、充実した毎日を送れるようになったエロイーズは、タイムリープを繰り返していく。だがある日、夢の中でサンディが殺されるところを目撃してしまう。その日から現実で謎の亡霊が現れ、徐々に精神を蝕まれる。そんな中、サンディを殺した殺人鬼が現代にも生きている可能性に気づき、たった一人で事件の真相を追いかけるのだが……。

(Amazonprimeから)

はじめに言っていきますが、映画としてとても魅力的な映画らしい映画です。映画でみてこそという作品にしあがっています。映画としてはトーマシン・マッケンジー、アニャ・テイラー=ジョイという二人の主演女優の姿と演技をみるだけでも成立しています。物語の舞台は、現代のロンドンと、60年代のロンドン。60年代のロンドン・ソーホー地区は日本の新宿・歌舞伎町のような歓楽街のイメージでしょうか?現代では歓楽街ではなく、その姿を変えているようです。

さて、主人公のエロイーズはいわゆる霊とかそういうのが「見える系」の人で、そこが物語の鍵になってきます。設定がそういうものなので、細かいところはかなり甘くなるのですが、そこまであまり気になりませんでした。人々の欲望の怨念渦巻くソーホーやロンドンです。中身的には一歩間違うとB級ホラーになってもおかしくはないのですが、そこはそうはさせていません。サスペンスとしても面白いので、ネタバレはなしです。さて、物語では少女を道具としてしかみない歓楽街での気色悪いロンドンの「紳士」達の現実も痛烈にみることができます。そのあたりも映画として見どころではあります。

以下、映画の話題とズレますが…そういえば最近では、香川照之ENEOSホールディングスの代表取締役会長の杉森務氏のホステスへの事実上の暴行がありましたね。

ENEOS会長、電撃辞任の理由は“凄絶”性加害だった 「胸を触り、キスを強要」被害女性は骨折 (デイリー新潮) - Yahoo!ニュース

僕もアラフィフになりより思うのですが、そもそも50を超えた人間が自分の子どもに近いような年齢の20代とかのホステスに囲まれてお酒を飲んでチヤホヤされて喜ぶってどうなんすかね?正直、それだけでかなりの変態性を感じてしまいます。いい年して舞妓遊びなんかをしている京町衆なんかも同じで、正直ロリコンがすごいしてホントに心の底から気持ち悪いです。断っておきますけど、僕はそんな厳格な人間じゃないし、清廉潔白な人物でもなんでもないです。クラブ行ってワンナイトしている若者の話とか聞いても、それがおかしいだとか乱れてるとか全然思わないタイプの人間です。人間は基本的に「自由」であっていいと思っているので。

ただ「紳士」の振りして金持っているだけの変態の大人ってのに対しての感情は別です。銀座のクラブも京都の舞妓文化も確実に逸脱してますよ、おっさんのロリコン欲求を満たすようなものなら、もうなくなった方がいいですね。伝統とか、大人の遊びという幻想はもうやめにしたらいい時代です。