京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

アマプラで映画視聴97は「鳩の撃退法」。ratingは5/10、演技上手なので安定して視聴できる

「鳩の撃退法」、アマプラで映画視聴今回で97作品目です。コロナウィルスによる熱が今日になり急に楽になってきたので、自宅療養しながらみました。

 

あらすじ・解説
直木賞受賞経験のある作家・津田伸一(藤原竜也)は、担当編集者の鳥飼なほみ(土屋太鳳)に執筆途中の新作小説を読ませていた。津田の体験を基にしたという新作に魅了される鳥飼だったが、大量の偽札や一家失踪事件、裏社会のドンといった話を聞くうちに、それが小説の中だけの話とは思えず困惑する。鳥飼は津田の話を頼りに、その新作が本当にフィクションなのか検証していく。(映画情報より)

レーティングは5/10です。面白いか面白くないかと聞かれれば面白かったです。藤原竜也さんはもうこういう役で言えば安定している。あと西野七瀬さんがよかったです。この映画の役どころはかなりぴったりで、二人の掛け合いなどずっと安心してみて居られます。そのまわりも演技のうまい人をきちんと揃えているので映画として楽しめます。伏線を広げてそれが回収されていくという部分もわりときちんとしています。ただ映画全体を通じてのメッセージというかそういうのはあまりないのかなという感じの印象。狭い田舎の町の独特の閉鎖性とそこで狭く生きる人たちを描きたかったのかな、という気もしますが。倉田健次郎というヤクザを動かす地元のドンみたいな人の存在も冷静に考えると意味不明で。つまり細かいところに矛盾や隙はなく見ながら推理も楽しめる映画なんだけど、見終わってから考えるとなんだかいろいろおかしいよなぁって感じの部分が多いし、何がいいたかったのか?と思えてくる映画でした。ただ物語の肝である、フィクションとノンフィクションの仕掛けはかなり巧妙だと思います。