今回はユーチューブで映画視聴です。
なぜかというと、ガンダムF91が無料開放されていたから。
実は僕、ガンダムシリーズで好きなのはファーストを別格とすれば、このF91と0083 STARDUST MEMORYなのです。
F91は…なぜ好きかというと…やっぱりハッピーエンドだったところ。ラストでニュータイプの正しい可能性をみせてくれたところですかね。それと鉄仮面の変態ぶりがけっこう好きです。ラフレシアというモビルアーマーもデザインが好み。F91もかっこいい。
コロニーを中心としたコスモ貴族主義が力をもつというのは、民主主義が失敗した未来の先取り、デストピアのような話です。科学技術がいくら進化しても人間はそれほど進歩しないという話・・・同じように搾取と富の集中がおこり・・・戦争は繰り返される・・・その行きつく先に選民思想を超えて鉄仮面は人類そのものの粛清へと思想を狂った方向にすすめていきます。まぁこの粛清はさすがに、おいおいちょっとまてよ、そんなのきいてないよーって仲間にも思われて失敗するわけですが・・・。でてくる敵側の登場人物がわりとみんな自分勝手なのはちょっと笑えます。いろいろ言ってもクロスボーン側は結局みんな私怨で動いてます。鉄仮面は奥さん寝取られたとか、寝返るエースパイロットは男にふられたとか、ヒロインは状況に流されるだけ・・・こんな統制とれていない軍隊でよくコロニー占拠できたなという感じ。
主人公のシーブックはガンダムにめずらしく非常に等身大の好青年です。マザコン、シスコンではありますが。そしてこれもまためずらしく主人公の両親が立派な人間です。母親は最後まで主人公によりそいます。
いろいろあって、エンディング。このガンダムけっこう好きで続編期待してたんですが・・・考えたら鉄仮面がいなくなって、ヒロインの祖父中心のクロスボーンってもう連邦に勝てる見込みない気もするし、続編むずかしいですよね。
ROBOT魂 機動戦士ガンダムF91 [SIDE MS] ガンダムF91 EVOLUTION-SPEC 約130mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア
- 発売日: 2020/07/31
- メディア: 付属品