京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

アマプラで映画視聴㉗「ラッカは静かに虐殺されている」自分の知らない世界の現実がそこにはあった…

 さて、アマゾンプライムでの映画視聴の備忘録ブログ・・・気づいたら27作目です・・・ラッカは静かに虐殺されている

 です。

 アマゾンプライムのいいところは、次々と「お前、こんなんみたいやろ?」と、おすすめ映画を提示してくれることデス。

  さて、今回すすめられた中で見たのはラッカは静かに虐殺されているです。シリアのアサド独裁に反対して民主主義を求めた都市ラッカは結果としてイスラム国(ISIS)に占領され、その統治下におかれ蹂躙されることになります。そこででおこった悲劇の連続・・・ラッカの現実を世界に知らせようと立ち上がった現地のひとたち、ジャーナリスト集団“RBSS”と、イスラム国の壮絶なたたかいのドキュメンタリー映画でした。ちなみに、ラッカはシリア北部、トルコとの国境に近い町です。

 それにしても、これが世界の現実なのか?と思わざるを得ません。ISISは国外で報道を続ける、匿名の市民ジャーナリスト集団“RBSS”の活動を封じるためにトルコにまで暗殺者をおくるだけでなく、ラッカにいる彼らの家族を次々と殺害してその処刑の様子を報道する。子どもたちを洗脳し、兵士にするISISの姿。トルコでさえ危険になり、ドイツに逃れそこでRBSSのメンバーが目にする欧州の街頭でも吹き荒れる移民排斥の声。世界の現実の一部がそこにあることを知るには十分の作品でした。

 思うに、一人の人間の知れることは限られています。世の中は自分の知らないことだらけだし、知らないことは自分にとっては存在しないことです。だからこそ、自分の知らないことを知ろうとするこが大切だなと思う今日この頃です・・・。知ってどうするかはとりあえず後回しだとしても、知らないといけないな、と。

 それにしてもアマゾンプライム。こういうドキュメンタリーはだいたいプライムになるので僕にとっては相当お得です。500円のもとはとっているなぁ。