アマプラで映画視聴、112作品目は「ウーマン・トーキング 私たちの選択」でした。個人的レーティングは8/10、かなりの出来の映画です。…劇場公開は今年6月。気になっていたのですが、正直映画館はお金もかかるのと映画館まで行くという行為がめんどくさいのでみてなかった映画です。アマゾンプライムに来たら絶対見ようと思ってチェックしてたら…なんと公開から2か月で来てしまいました。印象として、社会派の良質の映画はアマプラはわりとすぐ来るのでうれしい。以下、アマゾンプライムの説明↓
周囲から隔絶された宗教コミュニティーの女性たちは、自分自身と子供たちのためにより良い世界を構築するべく、前進する方法を考えている。コミュニティーに残って闘うか、去るか。あるいは何もしないのか
内容の解説すると、世界のどこかの場所で世間から隔離されて自給自足で生活する宗教集団の架空の村が舞台です。そこでは女性たちは繰り返しレイプされています。ところが犯人の男性たちに、「作り話」だと言われ、レイプを否定されてきて過ごしています。少女の目撃をきっかけに、レイプは村の男たちの犯罪だと知る女性たち、女性たちによる、今後どうするかという話し合いの物語です。淡々としていますが、映画としても上質の出来だと思います。
女性たちの論議の仕方、中身が本当にクレバーで秀逸です。どこかの国の架空の物語でありながら、視聴者に現実に自分たちが生きている社会をリアリティーをもって考えさせることができる映画だと思います。こういう内容の濃く、学べる映画の問題は、それを見る人は、あらかじめ興味のある人に限られるパターンが多いってことです。その意味でアマゾンプライムでプライムになるのはとても大事だと思います。ほんのちょっとみたいなって思った人にこそむしろみてほしいです。
…アマゾンファイヤースティックはほんと便利です。
