京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

アマプラで映画視聴119「オットーという男」(8.5/10)、むちゃよかった~

アマプラで映画視聴、119作品目は「オットーという男」でした。むちゃよかった~、心があたたまって個人的レーティングは8.5/10。

オットーは町内イチの嫌われ者でいつもご機嫌斜め。曲がったことが大っ嫌いで、近所を毎日パトロール、ルールを守らない人には説教三昧、挨拶をされても仏頂面、野良猫には八つ当たり、なんとも面倒で近寄りがたい…。それが《オットーという男》。そんな彼が人知れず抱えていた孤独。最愛の妻に先立たれ、仕事もなくした彼は、自らの人生にピリオドを打とうとする。しかし、向かいの家に越してきた家族に邪魔され、死にたくても死ねない。それも一度じゃなく二度、三度も…。世間知らずだが、陽気で人懐っこく、お節介な奥さんマリソルは、オットーとは真逆な性格。小さい娘たちの子守や苦手な運転をオットーに平気で頼んでくる。この迷惑一家の出現により “自ら人生をあきらめようとしていた男”の人生は一変していく――。

 

ちょっと人が死ぬ映画に疲れてきたので…人が死ななさそうな映画をみようと思って、「オットーという男」をみてきました。あらすじを読んでもらえばいいと思うんですが、内容あらすじの通りの話で、むちゃよかった~

頑固で変わり者、だけど芯は優しくて他人のことを考えている人間なのは、まわりの人は知っているんですよね…そこもすごくよかった。ずけずけと相手の心に遠慮なく踏み込むおせっかいなメキシコ人のマリソルはすごく素敵です。地域のコミュニティーを大事にする他民族国家アメリカのよさって本当はこういうところにあるのに…声高にはひとつも叫ばないけど、差別や偏見のおかしさもじんわりと教えてくれて心のあたたまる作品。あと金のことしか考えない悪いやつは結局大企業の人間で、それに対して地域の住民やSNSのリポーターの若者も協力して反撃するっていう典型的で図式的な構図もわかりやすくてよかった。アマゾンファイヤースティックのリモコンの調子が悪くて…チューナーレステレビに切り替えようか少し迷ってます。