京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

「蒼汰の国」を読んでて思った備忘録

 「颯太の国」、っていう小山ゆうの漫画あるじゃないですか?

 

 あれ、普通にビックコミックで読んでます。

 で、中身はおいておいて・・・

 小山ゆうの戦国時代漫画って・・・

 武士に比べて農民がむちゃくちゃ貧弱じゃないですか?

 農民・・・刀持っている武士に無残に殺されるだけの弱い存在の印象がすごいというか・・・今連載中の蒼汰の国でも・・・なんかすげぇ一方的にやられるだけなんですよ農民・・・。

 で、小山ゆうだけでなく・・・だいたいの映画とか、漫画とかそうですよね・・・現実に農民がむちゃくちゃ虐げられて、搾取されていた・・・のはまったくもってそうなんだけど。ふと「ちょっと待てよ」と思いました。

 だって、知り合いの農家のおじいさん、みんな70代とかでもむっちゃムキムキなんです。ほとんどの作業を機械でやっているいまでもそうなんです。収穫した農作物を運んだりするから、基本的に農民はいまでもムキムキ。サラリーマンでちょっとジムに通っているやつとかの比じゃない・・・。

 江戸時代の農民だったら。そんなレベルじゃないんじゃないんじゃないのか?

 で、ググったり、調べたりしてたら・・・やっぱりそうでした。

 江戸時代は、大人なら「誰でも」60キロの米俵をもてたという記述もあります。

 ユーチューブの動画でも江戸時代の農民は基本的にムキムキという解説しているものもありました。

 やっぱり、そうだよな・・・江戸時代の農民、すごい筋力があって動きも早いのが基本。すごいマッチョなはず。武士階級でも相当鍛錬している人なら別だけど、基本的にサシでやるなら、刀もった武士とカマもった農民どっちが強いとか言えないよな・・・存在。

 そういうイメージで農民をみる必要があると思うのです。

 資本主義社会以降、とりわけ現代の社会観で封建社会の人をみて理解している、そこに「誤解」あると思うんですよね。近代以前、産業革命以前は、ごく一部の商人や特権階級みたいな人をのぞいて基本的にみんないまからみたら筋力オバケみたいな人たちだった可能性が高いです。だから逆に武士階級(侍)が他階級(農民など)を支配、抑圧するときは今とは比べ物にならない圧倒的暴力と卑怯な手段(みせしめも含め)を使用する必要がでてきたのだとも思ったりもしています。

 そんな感じの備忘録でした・・・。