今日はヒーローの日…「キン肉マン」と「ウイングマン」について語る

今日はヒーローの日らしいです…

ところで…

一番好きなヒーロー漫画は…「キン肉マン」です。キン肉マンと比べると現代の少年漫画はどれもすごく作り込まれていて、ホントどれもすごいと思います。あの頃（80年代）のジャンプの漫画はだいたい連載して人気出始めると方向性をどんどん修正していく方式なので、後付はあっても伏線みたいなのもないし（笑）

なりきりマスク ラーメンマン (原作カラーVer.)

ただ単行本で読むための漫画じゃなくて連載で毎週読むための漫画というか、行き当りばったりで面白く読ませる漫画技術っていうのは現代では失われつつあるように思います。まぁ、正直失われてもどうってことはないんですが…。キン肉マンは主要な登場キャラも読者から募集して、それを使って漫画をどんどん書いていくというスタイル。最初から作者（ゆでたまご先生）の中に大まかなキャラ像とそれに伴うストーリーがあると、このスタイルはできないんですよね、たぶん。これやろうとして誰でもできることじゃない。

そう言えば、当時読んでて今ではあまり語られなくなってヒーロ漫画の一つに「ウイングマン」があるのではないでしょうか？

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だいたい団塊ジュニア世代は人口が分厚いので、この時代に流行った漫画はリメイクされたり、続編が出されたしていきます。テレビでもたびたび取り上げられます。が、桂先生の「ウイングマン」はいかにも現代にも受けそうな感じなのに、なぜあまり取り上げられないのか？というと、たぶん桂先生がウイングマン以降に電影少女をヒットさせたり、タイガーアンドバニーの絵を書いたり、一発屋じゃなかったからだと僕は思ってます。もし桂先生がウイングマン以降大きなヒットがなければ、ウイングマンはもっとリバイバルされて取り上げられていたと思うんですよね…。