京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

アマプラで映画視聴87作品目は「罪の声」。ratingは5/10

アマプラで映画視聴の86作目は「罪の声」でした。

35年前、日本中を巻き込み震撼させた驚愕の大事件。食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件は、誘拐や身代金要求、そして毒物混入など数々の犯罪を繰り返す凶悪さと同時に、警察やマスコミまでも挑発し、世間の関心を引き続けた挙句に忽然と姿を消した謎の犯人グループによる、日本の犯罪史上類を見ない劇場型犯罪だった。大日新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は、既に時効となっているこの未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、取材を重ねる毎日を過ごしていた。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)は、家族3人で幸せに暮らしていたが、ある日、父の遺品の中に古いカセットテープを見つける。「俺の声だ-」それは、あの未解決の大事件で犯人グループが身代金の受け渡しに使用した脅迫テープと全く同じ声だった!やがて運命に導かれるように2人は出会い、ある大きな決断へと向かう。~アマゾンプライムより~

面白かったです。独断と偏見によるレーティングを5/10と低めに設定したのは、発想はすごくよかったし、前半部分はよかったのですが、後半部分の問題解決にむかう流れがちょっと都合がよすぎたので、そこでかなり低くなりました。

重要な犯罪のテープに無垢な子どもの声が使われた。その子どもたちのその後の運命とはどうたったのか?というところに思いを馳せる着想はとてもよく僕の中では9/10でした。実際前半部分の気づきから、本人が事件の真相を調べ始める流れの部分はすごくおもしろく、冒頭で物語に引き込まれたことは間違いありません。

…以下少々ネタバレあり。

ただ、後半になると事件の解決のペースが一気にあがっていくのですが、とにかく小栗旬星野源の二人がいくとみんなしゃべりすぎです。ずっと警察にも隠してきたのに、主人公二人がきたらすぐ話す…おまけに目撃者とか関係者多すぎ…こんなんやったら、事件もっと早く解決してないとおかしいという気持ちに途中からなってきます。とりわけ犯人たちの会合が行われていた料理屋の板前さん…こいつ口軽すぎやろ…このレベルの人間がずっと隠していたはずがない…ぜったい友達とかにいいふらしてるはず。そして極めつけ事件の全貌を描いた真犯人も…。って感じで、そこが面白さを感じられませんでした。あとは新聞記者が総がかりの体制を組んで小栗旬をバックアップするのもちょっと解せない…。という感じでした。