京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

アマプラで映画視聴151「リトル・シングス」(7/10)、解説と若干のネタバレ、日米の違い

アマプラで映画視聴151作品目は「リトル・シングス」でした。個人的レーティングは7/10です。この映画は日本の映画館での配給はなかったみたいです。

“ディーク”ことカーン郡巡査ジョー・ディーコン(ワシントン)は事件の証拠集めのために、ロサンゼルスに行くことを命じられる。その任務はすぐに片付くはずだったが、彼は街を恐怖に陥れる連続殺人犯の捜索に巻き込まれてしまう。陣頭指揮をとるロサンゼルス郡保安局の刑事ジム・バクスター(マレック)はディークの経験と鋭い勘を認め、彼と組んで捜査を進めることにする。だがディークと共に容疑者(レト)を追っている間も、バクスターは気付かなかった。捜査がディークの暗い過去を掘り返し、不穏な秘密が暴かれていることに。そしてその余波はディークの事例だけに留まらないことにも。 The Little Things © 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

解説のように、ロサンゼルスを舞台に起こる連続殺人犯の捜査に協力する元刑事、現刑事、容疑者の3人が主人公。デンゼル・ワシントンラミ・マレックジャレッド・レトです。まぁみんな演技が上手ですよね…なんというか見ていて圧倒的な存在感、安心感。で、冒頭で連続殺人犯の捜査がはじまるわけですが…これ日本のドラマ・映画だったら初手から合同捜査本部ができて100人とかの警官が動員されるやつですが…そこはアメリカ、猟奇的な連続殺人がおこっても捜査してるのは数人です…。あとワシントンのミスは結局銃社会が悪い面があります。みんなが銃を持てる社会での警察官のストレスというのは並ではないというのは想像できます。それはさておき、捜査が進み、ワシントンの過去の失敗も徐々に明らかになり、犯人の目星もついて(レト)、今度は犯人をおいつめにかかります、当然のように違法捜査もやります…しかし証拠はでない…あせる二人…

以下、若干のネタバレ考察あり。

ところで、最後はこの容疑者にいいようにマレックが操られていきます。最後は犯人に穴を掘らされていますが…これは容疑者レトは自分の墓をマレックに掘らせて、あえて挑発を続けて、マレックが自分を殺すように仕向けたんでしょうね…彼が犯人かどうかは最後まで不明(たぶん真犯人ではなさそう)ですが、筋金入りの変態的な犯罪マニアで猟奇的な犯罪者にあこがれているのは事実なので、最後そういう行為を目指すのはありえるって感じです。それにしても「リトル・シングス」って何がリトルなのか?…シングスなので複数形、つまり主人公の警部二人の犯罪ということなんですが、どっちもリトルでもなんでもなく重大です。片方は被害者を間違って射殺、片方は、犯罪者じゃないかもしれないただの変質的人物を殴殺…。これをリトルだと言ったらもう何がなんだか…リトルというからには…証拠こっそり持ち帰って後で大事にとか、犯罪者の小銭くすねた…くらいにしてほしいです(笑)