京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

映画視聴録286作品目「ジョン・ウィック:コンセクエンス」(7)、舞台は日本

アマプラで映画視聴282作品目は「ジョン・ウィック:コンセクエンス」でした。個人的レーティングは7です。作品がすすむにつれアクションシーンが増えていっている気もします。

裏社会の掟を破り、粛清の包囲網から生還した伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。地下に身を潜め、全てを牛耳る組織:主席連合から自由になるために立ち上がった。 組織内での権力を得た若き高官グラモンは、聖域としてジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破、ジョンの旧友でもあった盲目の達人ケインを強引に引き入れ、ジョン・ウィック狩りに乗り出す。そんな中、日本の友人、シマヅの協力を求めてジョンが大阪のコンチネンタルホテルに現れる・・・。果たしてジョンは、かつて忠誠を誓った世界との決着をつけて、真の自由を手にすることができるのか!?®, TM & © 2024 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

今作の舞台のひとつは日本。

真田広之演じるシマヅとの友情や、ドニー・イェンが演じる盲目の殺し屋ケインとの対決と友情が描かれてます。また「ミスター・ノーバディ(誰でもない男)」と呼ばれる黒人殺し屋の存在も印象に残ります。一流の人物と雑魚との線が明確な映画です。主席連合のトップ、ビル・スカルスガルド演じるキャラクターは、傲慢で執念深い小人物として描かれていると思います。

 

彼のリーダーシップのなさから、組織自体がジョン・ウィックとの戦いがなくても崩壊していたのでは?という印象。こういう組織のトップは『ゴッドファーザー』のようなカリスマ性がないと、務まらないんじゃないかな、知らんけど。

ストーリーについては、特に語るべき点は少ない。ジョン・ウィックは「平和を望む」と言いながら、結局は殺しを通してしか自分の存在を証明できない人物です。これは、主席連合のトップが指摘していた通り。

街中、電車内、ダンスフロア……場所を選ばずガンガン殺し合いが繰り広げられ、一般市民はそれを気にしない異世界感。だからリアリティが徹底してない。さらに、高額な賞金目当てでジョンを狙う殺し屋たちが次々と現れ、パリの街が殺し屋だらけになります。「こんなに多くの殺し屋を養えるだけの依頼は普段は本当にあるのか?」と思いますね、経済的には破綻してます。

予想ですが、彼らのほとんどは組織に属しており、上納金を払っているものの、普段は仕事がほとんどないのでしょう。だからこそ、高額賞金のジョン・ウィック狩りに全員が殺到する――。
そうでなければ、いくら金積まれてもあんな危険な仕事にわざわざ挑む者はいないはずです。今回は前回以上にゲームみたいで、火炎放射器で雑魚殺し屋が次々焼かれていきます…無慈悲です。