京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

映画視聴298作品目「聖地には蜘蛛が巣を張る」(8)、実在のシリアルキラーがモデル

アマプラで映画視聴298作品目は「聖地には蜘蛛が巣を張る」でした。個人的レーティングは8/10です。インドの聖地を舞台にした実在のシリアルキラーをモデルにしています。

聖地マシュハドで起きた娼婦連続殺人事件。「街を浄化する」という犯行声明のもと殺人を繰り返す“スパイダー・キラー”に街は震撼していた。だが一部の市民は犯人を英雄視していく。事件を覆い隠そうとする不穏な圧力のもと、女性ジャーナリストのラヒミは危険を顧みずに果敢に事件を追う。ある夜、彼女は、家族と暮らす平凡な一人の男の心の深淵に潜んでいた狂気を目撃し、戦慄する―。©Profile Pictures / One Two Films

 

 

インドの聖地で娼婦連続絞殺事件が発生します。この映画はその真相に迫る女性記者の戦いの記録という感じです。彼女が取材を進めるうちに、事件の背後に警察は捜査を怠り、事件を軽視していることが明らかになっていきます。娼婦が殺されていることに誰も無関心です。というか犯人は「街をキレイにしている」と多くの人が思っていることも浮き彫りになってきます。同時に、被害者の家族は沈黙を強いられています。おまけに、警察署長は協力すると見せかけ、記者に性的な関係を迫ってきます…。
この映画は、インド社会に根深くはびこる女性蔑視(ミソジニー)と腐敗をえぐり出しています。しかし、そこには欧米や日本にも通底するものがはっきりとあります。「遠いインドの話」としてのみこの映画を視聴することはできないと思います。インドという舞台が、問題をより過酷に、より鮮明に映し出してはいますが…。おススメの映画です。