クリープハイプは、好きなバンドの一つです。
このバンドの歌の歌詞も、一つ一つの言葉にすごくこだわっていると思う。抽象的な言葉から、一人一人聞く人の頭の中に具体的なことを思い出させることができるのが、「歌」のよさの一つだと僕は思っているのだけれど、クリープハイプの「イト」を聞くとき、僕の頭の中はもやもやとしている気持ちをまとめていく過程にあるときだと思う。そして、前向きな気持ちをもちたいと思っているとき。
「切れたら切れたで不安になるのは
積み上げたものを信じているから」
うーん、すごい歌詞だなぁ。
この歌「帝一の國」の主題歌でしたよね。
小さい目的のために大事をなそうとして、その小さい目的すら、大事にしようとしているものすら、失ってしまいそうになるというストーリー、けれど、大事なものたちはやっぱり身近にあって、踏みとどまったり、踏み外したり・・・
とても元気のでる映画でした。