京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

「エルピス—希望、あるいは災い—」第7話の感想、再審請求について。

エルピス第7話まで視聴しました。とにかく眞栄田郷敦の演技力がとてもすごいです。目力がすごく発揮されてますのでそこは見てほしい!。次回予告は↓

この回のポイントは、死刑囚の松本さんの再審決定ということで、事件が一つ大きく動いたということです。裁判所がこの「公正」な判断をしたきっかけは、再審請求を決定した裁判官が定年が迫っていて、権力におもねる必要がなかったというもの。

 さて話の本筋とはそれますが、ドラマでそうだったように、現在は警察によるでっちあげで無実の可能性が高く世論が大きくなれば裁判所は再審請求を認める可能性はわりと高いと思っています。そのあたりドラマの世界のが現実より残酷になっています。もちろん、かつては「名張毒ぶどう酒事件」のように無実の可能性がかなり高い(たぶんこの事件はほぼ100%…)事例でも再審が認められず獄中で死刑容疑者死亡というような件もあるわけですが…。現在はDNA鑑定など、犯人でないことを証明する科学捜査は過去の事件でも可能になっています。そのあたり裁判所は以前よりも考慮するようにはなっていると僕は思っています。あと裁判官というのは、検察、警察、マスコミ、などに比べれば政治家個人の影響力ははるかに及ばない場所なのはあると思います。本来は検察・警察も簡単には政治家の力の及ぶ範囲ではなかったのですが…安倍政権時代ははっきりと違いましたね。このドラマは安倍政権時代をかなり意識していると思います。岸田政権になり、どっちかといえば普通の自民党政権なので、安倍政権のときのような検察・警察への介入というのはみられないように思えます。これは逆に言えばそんな力は岸田政権がもっていないということでもあります。今回はドラマと関係のない感想を書きました…すいません…。