京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

アマプラで映画視聴117「ガンパウダーミルクシェイク」(7/10)、フェミニズム映画として爽快感

アマプラで映画視聴、117作品目は「ガンパウダーミルクシェイク」でした。個人的レーティングは7/10。

サム(カレン・ギラン)が12歳のとき、彼女の母親スカーレット(レナ・ヘディ)は、サムを置き去りにした。15年後、母親同様、冷血な殺し屋になった。ところが、あるハイリスクな仕事で問題が起き、サムは母親の雇い主だったザ・ファームという冷酷な犯罪シンジケートのために動くか、8歳の無垢な少女エミリー(クロエ・コールマン)の命を守るか、という選択を迫られる。命を狙われているサムにとって、生き残る唯一のチャンスは、母親とその仲間であるザ・ライブラリアンズ(司書たち)(ミシェル・ヨーアンジェラ・バセットカーラ・グギーノ)と合流することである。この3世代の女性たちは、信頼し合ってザ・ファームとその手下たちに立ち向かい、自分たちからすべてを奪おうとする者たちを相手に大暴れする。

基本は何も考えずに見始める映画なのかも。殺し屋女性によるアクション映画です。役者はみんなかっこいい。とくに銃だけでなく、鎖やらナイフやらも振り回しながらのアクションです。フェミニズム映画ですよね、これ。虐げられ、利用され続けてきた女たちの逆襲と復讐がテーマ。図書館が象徴的存在で、図書館で武器を取り出す本はいずれも女性作家のものです。そこは女性たちのこれまでのたたかいを暗示しているのだと思います。母親には、男性の恋人がおり、そこから娘(主人公)が生まれているわけですが、娘の殺し屋には、パートナーはおらず、自分たちの志をつぐ新しい娘は、自分が殺した相手の子どもです。そして女性たちの求めるものは、誰にも邪魔されず自分たち自身の人生を静かに生きれる社会です。極端なようにも思いますが、女性たちが虐げられてきた歴史を思えば当然だということもできます。このあたりはフェミニズムとしてこれくらい鮮明にした方が娯楽映画としてハマると思います。ちなみに彼女たちを始末するためにくる殺し屋たちはすべて男で、ごく一部を除きほとんどの登場人物が名前を明らかにされず殺されていきます。

アマゾンファイヤースティックに頼り切りの毎日ですが…チューナーレステレビに切り替えようか少し迷ってます。ちなみにテレビはNHKの見たい番組(主にドキュメンタリー)だけみれたら一番良いですね。お笑い番組やバラエティーっていまはみたい気持ちがまったくない…。