京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

アマプラで映画視聴198「セブン・シスターズ」(8/10)、詰め込み度が相当高い超よくばり映画

アマプラで映画視聴198作品目は「セブン・シスターズ」でした。個人的レーティングは8/10です。一人七役のノオミ・ラパスが好演!!。アクション、サスペンス、ホラー、SF、恋愛、全部詰め込んできた、超よくばりな映画です。かまど家なら間違いなく横綱さん弁当。中身は面白かった!!

世界的な人口過多と飢饉による食糧不足から、厳格な一人っ子政策が敷かれた近未来。そこでは二人目以降の子供は児童分配局によって親から引き離され、枯渇した地球の資源が回復する日まで冷凍保存される。セットマン家の七つ子姉妹は、唯一の身寄りである祖父によって各曜日の名前を付けられ、それぞれ週1日ずつ外出して共通の人格を演じることで30歳まで生き延びてきた。しかしある夜、〈月曜〉が帰宅しなかったことで、姉妹の日常は狂い始める。〈月曜〉に何が起きたのか? 誰かが当局に密告したのか? 何者かの裏切りにより当局に命を狙われる身となった姉妹は、力と知恵を合わせて残酷な運命に抗おうとする―。(C)SEVEN SIBLINGS LIMITED AND SND 2016

一人っ子以外は強制的に冷凍させられちゃう世界で、七姉妹が毎日日替わりで外に出ることで力をあわせて乗り切ってきたという話です。最初に言っておくと近未来SF設定としては少し設定が甘目。どっちかというと、アクションサスペンスホラー的な要素が強いです。そしてこっちの完成度はかなり高め。ノオミ・ラパスの7役演技はひとりひとりに個性がちゃんと出ていて名演、見る価値あり。カッコいいし、かわいいし、美人だし、知的だし、アクションうまいし…。それにしても人の子どもを取り上げる「当局」権限あり過ぎで怖いです(笑)。デストピアを一手に握っているのがこの「当局」。司法と警察と治安維持をかねている部局みたい、権限としては子どもとりあげるだけな筈なのに…そして当然そんな治安維持装置の役割になっているので住民からは嫌われてます。あと、よかった部分は、視聴者の予想よりも展開が早い部分だと思います。推理するスピードよりも物語が早く進む印象を受けました。これはつくりとしてすごくうまい。この映画に引き込まれる原因にもなってます。いろいろ調べてますが、いまのところプロジェクターの一押しはこのネビュラの3ですね。コスパ考えるとレーザーじゃない方がいい。