アマプラで映画視聴208作品目は「ユー・アー・ノット・マイ・マザー」でした。個人的レーティングは6/10です。一言でいうとおばあちゃんが可哀そうでした。
ハロウィンの前週、少女チャーの母アンジェラが不可解な失踪をした。残されたのは放置された車だけ。翌日の夜、アンジェラは何事もなかったように帰宅したが、何故いなくなったのか何も話さない。そんな母を見てチャーと祖母のリタは何かがおかしいと感じる。アンジェラは見た目や声は変わらないが、まるで悪意のある力に取って代わられてしまったかの様だった。そして、アンジェラは次第に常軌を逸した恐ろしい行動を取る様になり、チャーはこの母は“別モノ”と思い始める。(C)Fantastic Films 2021
アイルランドが舞台のホラーらしいです。アイルランドのイメージは小説とダブリンですかね…一部イギリスのままというわりと複雑な国ですよね。面白いか面白くないかと言えば…個人的評価は最後までみると面白くないなと思いました。それはさておき、この物語ですが、以下ネタバレ気味になります。結論いうと落ちがないです。それが面白くないとおもった理由です。なので雰囲気を楽しむホラー映画です。その意味では怖いしよくできてました。最近ホラーやサスペンス映画をみると伏線から落ちを予想している自分がいますが、予想してたら全部外れました（笑）。映画として見どころはわりとあります。主人公は勉強はめちゃできるんですが、聡明ではないです。表現力あります。いじめを受けてます。このいじめもなんらかの伏線では？と疑ってましたが、そうではなかったです。だとするといじめている同級生の一人はサイコパスです。突然理由なく主人公を焼き殺そうとします。これにはいじめっ子の仲間たちもさすがにビビります。あとお母さんですがこの演技が怖いです。お母さんがつくるやたらマズそうなかぼちゃのスープが印象に残ります。そしてこれは完全ネタバレになるから言えませんが…おばあちゃんはかなりかわいそうです。このおばあちゃんは実は町一番の賢者かもしれません。悪魔を払う儀式もリアルに知ってますし、確実に効果のある変なお守りなどを自分で作成できます。その不思議な力で家族を守っています。そして、前半主人公をいじめていて、後半で主人公と仲良くなる子と、主人公一家はなんらかのつながりがありそうですが…あちこちで散りばめられる伏線っぽい話は伏線ではなく、視聴者には最後まで意味がわからないまま終了。アイルランドってなんか閉鎖的なとこなんかなと、アイルランドに少し悪い印象を持ちました（笑）。プロジェクターの一押しはこのネビュラの３ですね。コスパ考えるとレーザーじゃない方がいい。
