アマプラで映画視聴285作品目は「ヘル・レイザー2」でした。個人的レーティングは8です。1で受けた方向性を強化。これは続編としても流行りますね。2までみると最早4人の魔導士に愛着がわき、かわいくみえてくるという不思議。
前作で魔道士たちから逃げ出したカースティは精神病院に収容されていた。永遠の快楽を求め“パズルボックス”の研究に没頭していた院長は、彼女の話を元に、冥界の囚人となった継母ジュリアを復活させてしまう。そして魔界へ通じるパズルボックスも解かれ、禁断の扉が開かれた。再び異次元の迷宮に迷い込んだカースティを、魔道士たちと地獄の王リバイアサンが待ち受けていた…。© 2019 VINE LSE INTERNATIONAL IV, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
映像のインパクトは前作からさらにパワーアップしています。 今回は病院の院長が強烈。ピンヘッドたち魔導士が可愛く見えるほどの演出となってます。継母ジュリアは色欲に溺れたキャラですが、復活後はパワー全開。一方、フランクおじさんは「ただセックスしたいだけのおじさん」に降格し、喘ぎ声を聞き続ける地獄で苦しむ姿がショボい。院長は、ずっと冥界の住人になりたかったという設定からか、ピンヘッドたちより格上のような雰囲気。一方で、魔導士4人は元々人間だったことが明らかにされ、特にピンヘッドにはまだ人間らしい心が残っていることが明らかに。このコントラストが大事です。 それにしても、この冥界は生前の欲望に縛られるという世界観が明確になり、まさに「地獄そのもの」。皮膚だけで血まみれからの包帯だらけのジュリアと院長のキスはエロティシズムがあり、魅力的だと思ってしまいました。
