アマプラで映画視聴・・・今回は「ゴーン・ガール」です。コロナ禍ですので休みはアマプラ(笑)
実はですね、アマゾンプライムでユージュアル・サスペクツ」みたときに、サスペンスつながりで「ゴーン・ガール」のこともみたいなぁと、興味を持ってたんですよね。
ただ、その時はプライムじゃなかったのでスルー。同じくサスペンスでプライムだったシャッターアイランドをみました。
今回プライム入りしたので・・・晴れて視聴。
ゴーン・ガール、行ってしまった(GONE)少女(GIRL)という意味でしょうか?
失踪した妻という意味ならMISSING WIFEだろうし、もしくはGONE WIFEとか?WIFEとかWOMENとかが使われる筈なんだけど、ここはGIRL(少女)というのがタイトルに使われています。ここはすごく意味深で、見終わったあとの視聴者の映画の解釈にかかわってくるタイトルだと感じました。なので、ぜひ、見終わってタイトルの意味を考えてほしいです。そう思うとこの映画に邦題をつけずに、そのまま「GONE・GIRL」としたことはとても大事な伏線だと思います。
ストーリーはざっくり言うと、実は著名人である、妻が失踪、夫が世間から容疑者として扱われ・・・追い詰められている。誰もが羨む美男美女のカップルかと思いきや、明らかになる夫婦の不仲、夫のDV、犯行現場に残された妻の手紙、血の跡・・・夫を犯人と決めつけ煽るマスコミ・・・・
って感じで進んでいきます。
ネタバレはしません(笑)
実際見ていて怖いです。何が怖いってこういう話ほど恐ろしい話はありません。実際には人がたくさん死ぬわけでもないし、暴力シーンが延々とあるわけでもない(一部はあります・・・)、けど見ていて背筋が何度も凍ります。デヴィッド・フィンチャー監督は、人間の心理、怖さの演出をとてもよくわかっていると思います。暴力シーンも北斗の拳とかランボーとかマッドマックス的な圧倒的なものって視聴者は怖くないんですよね、なぜならそこがフィクションだと脳がわかってしまうから。
僕の感想は、主人公のエイミー性格というのが、彼女の家庭環境に大きく依拠しているように思いました。アメリカのサスペンス映画らしく、視聴後、視聴者はさわやかとはほど遠い救いようのない感覚が訪れます。
サスペンスとしては・・・おススメの映画です。