アマプラでの映画視聴・・・36本目は「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」です。
そういえば、公開当時（10年と少し前・・・）見たいと思っていたけど見に行かなかったなと思って・・・押井守作品です。
・・・正直、ぼくの力不足でネタバレを含まない感想がかけないので
以下少し注意をしてください。
世界観や背景事情が正面から説明として語られることはなく、主人公たちの会話から汲み取っていくという作品です。しかし、わりとわかりやすく話してくれるので、だいたいのことはわかります。
コレは、原作でもそういう話みたいです・・・。
物語の主人公は、ギルドレという思春期以降には成長しない永遠の命をもった存在の人間たち、彼らは民間戦争請負会社のパイロットとなり、空に飛び空で散っていくことを宿命にしている。
この世界の秩序はこの民間会社による「適度な戦争」の状態によって成り立っているらしく、この戦争で生命を失われるのは基本的にこのギルドレたちの命たちだけ。そして、このギルドレは命が失われると、ほとんど同じクローンのような人間が基本的に補充される・・・この限られた永遠の命を生きるパイロットたちが、何を思い、何を感じ、どう生きるのか、を描く、というのがこの映画です。なにか監督や作者の意見を視聴者に伝えるという作品では（たぶん）なく、見た人がそれぞれ何かを自由に感じたらいいのではないか、という映画かな。
僕自身は、面白かったけど、なにか言葉にできる感想は思いつかないです。なんとなくもやもやとして、漠然とした気持ち。見終わったあと、ふわふわとしてます。うーん、整理にもう少し時間が必要。
