アマプラで映画視聴262作品目は「ブリンク・トゥワイス」でした。個人的レーティングは8です。軽い気持ちで視聴しはじめましたが、娯楽作品ですが、暗示されているテーマはフェミニズムであり、女性のたたかいであり、骨太の社会派ですね。
テック界の大富豪スレーター・キングは、島での休暇に友人たちと一緒にウェイトレスとして働くフリーダを招待した。ワイルドな夜と太陽の光を満喫する中、招待客は異常な気配を感じる。フリーダは命懸けで真相究明に乗り出す。
ググったらゾーイ・クラヴィッツが監督。女性監督らしい映像の美しさがすごくありますね。大富豪の行う孤立した島で過ごす休暇が普通の休日なわけもなく…何かしらの異変・違和感を主人公は感じはじめる。一緒に招かれた友人が途中でいなくなるが…。ハーヴェイ・ワインスタイン、松本人志、中居正広…現実の世界で、金と権力がある一部男性の考えてやりだすことはだいたい同じです。それが世界的な利益をあげているテック企業ともなれば…金(貨幣)は本質的に単なる交換価値でしかないのに、それが万能の尺度になってしまって、人の意識を変えてしまっている。男性たちは男性優位社会の中にどっぷり浸かってホモソな集団でシステムをつくり、そこで女性をネタにして自分たちだけで結束するのも世界共通の姿です。団結して、たたかわなければ、この世界は変わらない。そして「収奪者を収奪する」という、わりと古典的なフェミニズムの思想が貫かれている映画となっています。映画の中で、もっとも唾棄されるのは、何もしなかった男性です。軽い気持ちでみましたが、なかなかテーマの深いいい作品でした。見る価値アリ。映像も本当によいですよ。ANKERの完全ワイヤレスイヤホンはおすすめ、買い換えようか悩み中。
