京都在住シングルファーザーおじさんのつれづれ雑記帳

京都在住おじさんによる匿名の日記です。ネットのすみっこでひっそりと生きています。ただいまシングルファーザーとして生きてます。備忘録ブログ

アマプラで映画視聴183「毒戦 BELIEVER」(7/10)、麻薬組織を追う刑事のハチャメチャが売り

アマプラで映画視聴183作品目は「毒戦 BELIEVER」でした。こういうサスペンス系アクション映画は韓国は面白いですね。大きな犯罪組織絡んでいく作品はたぶん韓国映画が一番面白いような気がします。この手の映画はハリウッド系だと無駄に人が死に過ぎて逆に怖さがないし、日本映画だと、設定にリアリティーが感じられないモノが多い印象。

大麻薬組織に君臨し、その悪名を轟かせているにも関わらず、誰ひとり本名も経歴も、顔さえ知らない麻薬王“イ先生”。麻薬取締局のウォノ刑事は、組織壊滅のため長年イ先生を追っているが、いまだにその尻尾すら掴めない。ある日、麻薬製造工場が爆破され、事故現場から一人の生存者・ラクが発見される。ウォノ刑事は組織に見捨てられたという青年ラクと手を組み、大胆かつ危険極まりない筋書きによる、組織への潜入捜査を決意する。そこは麻薬に魅入られた狂人たちの巣窟だった―。(C)2018 CINEGURU KIDARIENT & YONG FILM. All Rights Reserved.

 

一番演技が惹かれるのが最初から圧倒的にイケメンのリュ・ジュンヨルでした。この雰囲気は魅せてきますね。次は麻薬製造を担っている聾啞者のコンビ。演技もとてもよく気に入りました。警察関係では主人公のチョ・ジヌン、警官チームのカン・スンヒョン。警察のシーンはいいんですが、潜入捜査のシーンはちょっと笑えるぐらい犯罪者感がなくて…たぶんわざとそういう演技と映し方にしているんでしょうね、若干のコメディータッチというか…ここはもっとシリアスな映像にしてほしかったです。あとはとにかく気が狂っている中国マフィア。「孤狼の血 level2」でもそうなんだけど、ああいうタイプって基本チンピラだったらめちゃくちゃ怖いけど、ヤクザでも組織の上に立っている可能性って現実にはないと思うんですよね…。まぁ実際このマフィアは当然途中退場なんですが。ちょっと見たいなって思った人は見て損のない映画なのでぜひ!

 

でここからネタバレありなんですが…。

あの人がイ先生だということは、演技でだいたいの視聴者にはわかってしまうように思います。伏線の張り方もストレートですし。ある種のパターンですし、そこはちょっと残念。というかイ先生の候補があの人以外には映画の中に一人も出てこないんです。もう何人かこの人がイ先生か?と思わせる人がいたらちょっと違ったかも。ただそこがわかっても、どこまでがイ先生の仕業で、どこまでが違うのか?っての僕はわからなかったので、映画としての面白さはそこまで損なわれてはいません。冒頭とラストシーンがつながるラストは僕はとてもよかったです。ディスプレイ買い換えようか迷い中。