今日は衆議院選挙の投票日…おじさんは期日前投票をすでにすませてあります。ところで僕は投票しなかったことが何回かあります。1つは大学生のとき…住民票を移してなかったので、わざわざ実家に帰って投票するのもなぁって感じでした。あとは市長選挙だったかな…とにかく広報をみても誰にいれていいのかまったくわからず、引っ越したばかりでほんとなんもわからなくて…こんなんで投票できないなぁと思っていたら選挙終わってました。ところで、前回の衆議院選挙だと投票率10代が40%、20代が34%、30代が45%の投票率なんです。20代が相対的に一番低い。
なんでだと思います?
僕はこれは住民票の問題が大きいと思っています。
期日前投票はいま簡単にできるようになったんですが…住民票のある地域への不在者投票ってホントにかなり面倒くさいんですよ。もういろいろ忙しい大学生がこんなことするかってレベルで。それでも大事だから投票しろってのはちょっと傲慢にも思う、本当にめんどくさいから…だから僕は住民票を住んでいる地域にもってくる、居住地と住民票を一致させていく政策が必要だと思っています。これはたぶんそんなに難しくなくて、行政的にも本来は必要なことのように思います。例えば大学入学時の手続きで住民票も移す手続きも一括してできるようにするなど。
それと「若者」が投票にいかない。という問題ですが「投票にいかない人が多い」という言い方にした方がいいなぁと思ってます。「若者」全体が投票に行かないようなイメージをつくるのはよくないように感じてます。どの世代にも投票にいかない人はいるわけだし…。
あと投票にいかない人が「無責任」「何も考えてない」のか?というふうにもまったく思えません。いろいろ考えて投票できない場合もある。ただ選挙権ってのはとても大事だってのは、僕もはっきり言えます。
戦争に敗北してGHQに占領されるまで、日本には女性に参政権すらなかったのが事実です。これは踏まえておいてもよいようにも思います。選挙を通じて、あれやこれやと考えることは有意義なようにも思うし。丸山真男の新書は高校の時によんで、その後も何回か読んでます。まぁ高校生としては変わってたんだろうな。